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半田市星崎町3−46−6

診 察 内 容
当院は糖尿病、甲状腺疾患だけでなく、生活習慣病、かぜ等の日常疾患の治療も行っております





   甲状腺機能亢進症

    甲状腺ホルモンが過剰に分泌された状態。一番多いのがバセドウ病。

   バセドウ病

    甲状腺に対する自己免疫が生じて甲状腺が大きくなり、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されている。
    血中に甲状腺自己抗体がある。

    2040歳代女性に多い
 

 ■ 症 状
   甲状腺がはれる。眼が大きく出たようにみえる。脈が速くなる(胸がドキドキする)。息切れ。体重減少。
  食欲が増して食べても太らない。汗が多い。手がふるえる。

                              

  診 断
    甲状腺ホルモンの上昇
    TSHの低下、FT3FT4の上昇
    甲状腺自己抗体の陽性
    TRAb(TSH受容体抗体)TSAbTSH刺激性受容体抗体)

 ■ 治 療
   甲状腺機能亢進症の治療には内服治療、アイソトープ、手術の3種類があります。
   甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に対する各治療の長所と短所を表にまとめました。

 

長  所

短  所

コメント

抗甲状腺剤

永続性甲状腺機能低下症の危険が低い
寛解を得られる可能性がある

治癒率が低い(30%)
副作用がある
きちんと内服しなければならない

小児、若年者、妊婦に対して第一選択

 

放射線
ヨード治療

甲状腺機能亢進の治癒を得られる

永続性甲状腺機能低下症への移行が高頻度
治療後612ヶ月は妊娠を避ける必要がある
母乳栄養の中止
甲状腺機能亢進増悪の危険がわずかにある

不妊、先天奇形、発癌に対して明らかなエビデンスはない

外科治療

迅速に治療効果が現れる

 

最も侵襲的である
合併症の可能性がある
(反回神経麻痺(声が出にくい)、副甲状腺機能低下症(カルシウム低下))
永続性甲状腺機能低下症への移行の可能性
再発時再手術はできない

抗甲状腺剤で副作用のある場合
甲状腺腫瘍を合併する場合に有用

 

 
 ■ 内服治療
   抗甲状腺剤(メルカゾール、プロパジール)を使います。
   始めは3錠〜6錠でスタートして徐々に減らしてゆきます。
  通常3年以内に内服中止できる方が3割です。残りの方が維持量として1錠ほどを継続します。これは一般のデータです。
    今までの治療経過、病気の程度により薬がいらなくなる可能性についてはずいぶんと違います。

   初めてこの病気になった方を丁寧に治療すれば、薬がいらなくなる率はかなり高いと思われます。
   抗甲状腺剤の作用には
      @甲状腺ホルモンを低下する。
      A甲状腺に対する自己免疫を低下する。の二つあります。

   この2点をよく考えて治療することが、この病気を治す、すなわち、薬がいらなくなる状態に持ち越すポイントと思います。
   まさしくさじ加減しだいです。




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